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無念

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昼頃に到着した時、支笏湖は晴れで少し強めの風が吹いている状況
湖面を見ると少し荒れてる様にも見えた
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先週の無念を晴らすべく88付近を目指してトンネルを越えると曇りだしてなんだか寒そうな雰囲気

車も少し少ない感じ、湖水温低下でピーク過ぎたか?

とりあえず湖面に立つと斜め左「西」からの強風
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波が立ってアンカーも切れてキャストが出来ない‥

水温は5.5℃
6℃切ってるし‥‥

戦意喪失気味になったが先週のバラしが忘れられずどうにか薄暮までは粘りたい

西岸に行けば風裏っぽくて良さそうだが何やら鹿の咀嚼された亡骸が最近あったらしく恐ろしくて1人では行く気がしない。

とりあえず先週バラしたポイントへ移動する事に
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到着するも風は変わらず波も立ち自分の腕では釣りにならない状態が続き‥

薄暮時、僅かに波が収まった時には、波飛沫で凍りついた体とロッドでは集中力も失いまともなキャストも出来なくあえなく退散する事に

先週のあの感触を残して来年の春シーズンまでお預けとはなんとも酷な話
悔しいが明日からは更に寒波が訪れる北海道、さらに状況は厳しくなり釣りに向かう足が遠のきそう
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# by hiroro5522 | 2020-12-13 21:13 | 支笏湖

大物シルエットと希望

9月から10月は自宅DIYに多くの時間を使い、釣りから少し心が離れていた

12月に入り支笏湖の大物最盛期と言われるシーズン、SNSなどで飛び交う支笏湖釣果はすこぶる良い様で玉砕覚悟で挑む事に

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湖面はさざなみ程度
水温6℃
晩秋も過ぎ去ったよく晴れた初冬の支笏湖、いつもこの時期はPBを毎週味わい無念の納竿を迎えてるこの状況に一矢報いたい、といってもいつものように策もなく適当に沈めたりしていても何も釣果に繋がらないのでテーマを設ける事に

フライを完璧にターンさせて表層を狙う

当たり前の事だけど、出来ていなかった事
フライをターンさせるのは集中力が途切れてくるとだらしなくなり、ミスキャストでラインのインパクトもかなり与えている

ショートヘッドの太いラインを止め、13mのslow Interに3mのフロロリーダーでランニングラインはしっかりとターン出来る分24mを出して合計40m
フライは8番フックにオリーブマラブー
回遊狙いで南岸のポイントで杭になる事に
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昼頃にポイントに付き黙々とキャストを繰り返す
湖流は弱めで左から右へ
日が傾き始めた3時頃にショートバイトが数回

間もなくヒットしたのが40程のブラウン、とても元気の良い個体で跳ね回られてフックオフ‥
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可哀想な結果になってしまった‥
小さな個体程早くランディングしてダメージを抑えなければいけないと、つくづく思い反省

しかし、このシーズンに魚っけ自体、感じた事が無かったのでこの釣り方とシステムに希望が持てた

久しぶりに日暮れまで頑張ろうと思い、黙々とキャストを繰り返した
日も落ちてすっかり周りが暗くなった時
グンっと強めのバイト
結構デカイのがつまんだ感じ
針は掛かってないのでもうワンチャンスを信じてキャストを繰り返す
40m先に着水、5秒程ラインを馴染ませて少し早めのリトリーブを始めて3引したときに根がかりの様にラインが止まり、竿を煽ると生命反応⁉︎
強烈な引きの次の瞬間ドバッ‼︎と大型のシルエットが飛び出した瞬間

フッ‥‥‥

と消えるテンション
誰も居ない湖畔で「マジかー!」っと叫んでしまった
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バレて悔しいが希望も見え、久しぶりに早く来週末に釣りがしたいと思える活力が湧いてきた

だが、晩秋から初冬シーズンは水温6℃を下回ると幕を下ろすと言われているので来週末の水温が懸念事項


# by hiroro5522 | 2020-12-06 15:02 | 支笏湖

尻別川の雨と虹

お盆が過ぎると北海道は秋が始まる

は、一昔前の話と思える様な最近の北海道
今年に至ってはお盆が過ぎてからが夏本番の模様

休日に涼む河川は何処にしようかと悩んだ末
1日しか無い休日
遠出は体に堪えるので
比較的近い尻別川へ向かう事に

朝一は倶知安のポイントで表層をスイング させるも軽いバイトのみで終了
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朝の良い時間帯も終わって蘭越方面へ

超メジャーポイントに降り立つと100m程のランに4人(汗)
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流石は人気河川、札幌からも1時間程で来れるのが魅力的で尚且つ大物の1発もある!らしい‥‥
大物を夢見てフライを始めた頃から自分もよく来るが擦りもしないので帰宅時はもう暫く尻別川は行かん、なんてよく思うが結局次週も足を運んでしまう不思議な魅力があると思う

朝から散々叩かれた後だろう
ここのポイントはボトムで雨鱒が遊んでくれるので
インタミのヘッドにS8のティップでスイング させると根にチョイチョイ引っかかる様な反応が
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40半ばの細身の雨鱒が顔を出してくれた

短いランが終わり更に下流のポイントへ移動して向かうも4人の釣り師が‥‥

どうしたものかと考え
3年程前に中々の荒瀬を渡り50クラスをランディング時にバラしたポイントに向かう事に

シングル片手に少しハラハラする位の荒瀬をウェーディングステッキを使い踏ん張りながら渡りきり

数年ぶりのポイント
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本流の岸際のいかにも餌が流れ込みそうな瀬にショットをガッツリつけたニンフを流し込む
リーダーのテンションを保ちながら底をコツコツと叩いてる僅かな感触を感じてる時に
ククッと感じる違和感
からのジャンプを数回
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元気なレインボーが夕暮れ時に顔を見せてくれた

久々の尻別レインボーに満足して帰ろうと帰路に向かい問題の瀬に着くと
なんとなく来た時より流れが強く感じる
中々進めず冷や汗が出てきた
瀬のピークに差し掛かった時、少し流されながら斜めに移動出来て今回は事なきを得たが、もう一度は行ける気がしない
水位を見ても例年の減水のピークと変わらないので、少しずつ地形が変化して流れが変わっているのが実感出来た休日だった


# by hiroro5522 | 2020-08-27 21:59 | フライフィッシング

道東河川と御先祖様

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7月は自宅の庭のDIYに少し真剣になって釣行も疎かになっていた

気づけばもう8月はお盆を迎えて、北海道では晩夏の釣りにシフトが始まる時期

シーズンに1本は記憶に焼き付くようなお魚にお相手していただきたい
その欲が沸沸と湧いてきて連休初日は車中泊仕様にしたものの活躍していなかった相棒と道東道に乗ったのは13日の真昼間

暑くて暑くて魚も人もやる気がなくなっている昼過ぎ、十勝川河川敷に車を止めた

底に張り付く魚に引っかかる位のボトム狙いのシステムでスイングさせるも反応無し

ふらふらとメジャーなポイントを彷徨い
「釣れるはずもないよな」と独り言をブツブツ‥

テンションも下がり始めて負のスパイラルに入り込みそうになったのでシングルに持ち替えて音更川の夕間詰に向かった
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瀬にニンフを流したり、スイング したりすると元気の良い20〜30程の虹が反応してくれて、荒んだ心を癒してくれた

夜は士幌の道の駅で汗を流してコンビニで用意した酒のアテで明日の釣行をどうするかGoogleマップを見て何も決まらないうちに寝てしまった(汗)
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8月14日
朝から気持ちのいい天気、夜には全道的に崩れる予報なので連休の釣行は今日でお終い
わがままなのは分かっているが、そこそこのお金と時間を掛けたのだからスーパーの小さなパックには収まらない程度のお魚が釣りたい

出来ればレインボー
出来れば40以上

その後に必ずや御供物を持ってお墓に参ります御先祖様と朝日にお祈りし

更に東の利別川へと向かった

着いたのは7時頃、そりゃみんな同じ考えだよね
と言わんばかりに車が刺さっていた

自分では実績有るポイントに車を止めて
そそくさと着替えて入渓
シングルハンドにBHニンフと一択
プロゴルファー猿ばりにこれしか持たず
減水気味の利別川を釣り上がり、まーまー良さげなポイントの開きでコンスタントにチビを釣りさて移動しよう、と思った
が何年か前に音更川の程々の荒瀬にニンフを放ったときに50クラス掛かったよなー何て思って瀬頭に放って着水直ぐに当たりが有ったが軽い感じ、
チビかと思ったが自分の前から下流に行った瞬間から久々の良い引きを味合わせてくれたのは
お願いしていた40以上の元気なレインボーだった
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もちろん御供物を持って実家の墓参りをして
手を合わせ
次は50以上をお願いした短い夏季休暇だった

# by hiroro5522 | 2020-08-17 14:26 | フライフィッシング

テーマの終了と釣果

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今シーズンは自分の中で釣り方にテーマをもって支笏湖前半シーズンに挑んでいたが、思ったような釣果も無く前半が終わろうとしていた

支笏湖釣行に行ってなかったわけでは無いけどブログのネタにも今後の釣果に影響する様なヒントがあったわけでも無く‥

少しやる気が削がれていた

自分の中で藻が漂い始めてうざったくなる6月末頃が前半シーズンの終了と思っているので、今週もしくは来週末で支笏湖釣行は一旦休みだ

6月7日 南岸 右からの程よい波
ランチを楽しんで終了
恵庭岳の雪が殆どなくなる頃
雨鱒がだいぶ増えてきた印象
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6月14日 西岸 ほぼ凪
15,000歩の壮大な散歩にて終了
岸には物凄いベイトの群れとウグイの群れがいて、目の前に5センチほどのベイトを追っ掛けてる60センチ程のブラウンが足元でこちらにビックリしてUターンしたのが印象的だった
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6月21日 南岸 微弱な波
沖で大物ライズが稀に起こり
春セミがよく鳴いていた
岸はウグイ、雨鱒、ベイトが犇き何度かキャストの時にスレで掛かってしまう程
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6月28日 南岸 左からの風と波、湖流は左から右
今にも雨が降りそうな天気でたまにパラつく感じ
藻が結構漂いフライやラインにまとわり付き前半シーズン終了を匂わせ始めていた
前半シーズンここまで続けたテーマは今日までの結果であれば明白、自分の中で無しとなった
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シーズン通してここまでブラウンに会えなかったのであればもうする必要はないだろうとこれでハッキリした、駄目な釣り方を消去法で消して釣り人生終わるまでにこれなら釣れると思える方法を見つけてみたい

午後からテーマ縛りをやめて色々やっている時
駆け上がりから10m程沖で久々のグググッ!とバイト
直後にジャンプ2回、すぐさま急沈降と元気の良いブラウンは程なくして諦めたのかランディング成功
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シャクレ始めのブラウンは上顎にフッキングしたフックを外した反動で跳ねて消えていった

これで心残り無く川へ行く事ができる

# by hiroro5522 | 2020-06-29 20:55 | 支笏湖

支笏湖


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